やす子、自衛隊入りはパチンコ店との2捨択一 来年4月から予備自衛官復帰へ

 お笑い芸人のやす子が25日、TBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」で、自衛隊入隊の経緯を告白した。

 やす子は大学進学を希望したものの「家庭が貧しくて」進学は断念。卒業後は「住み込みで働けるところを探していたら、山口県はパチンコ店か自衛隊しかなかった」ことから、最初はパチンコ店の就職面接に臨んだという。

 だが、面接の部屋に入ろうとしたところ、ドアが跳ね返り顔に当たってしまい、「恥ずかしくてそのまま帰っちゃったんです」と、当時はドジを笑いに変えることができず、いたたまれなくなり就職面接から“逃亡”。

 どうしようかと悩んでいたところ、高校の柔道部の顧問から自衛隊を勧められ「はい~と。助けてくれという思い。視野が狭すぎてそこしかないと思ってしまった。誰も助けてくれない。そこに行かないと生きていけない、そこしか自分の居場所がないと」と、そのまま入隊したという。

 訓練は「キツかったです、めちゃくちゃ」と振り返り「真夏の40度超え、京都で自衛官をやってたが、総重量20キロ近い荷物を持って、40キロメートルを歩く」「上官が『俺たちは前世でとんでもない罪を犯したんだ!』って。そう言い聞かせないと。前世のせいにしないとできないぐらいキツかった」と語った。

 2年で現役自衛官をやめ、今年3月まで災害時に参加する即応予備自衛官という身分にあったという。芸能活動が多忙すぎ、現在は即応予備自衛官は休養中だというが、「来年4月からまた月1回、訓練に行く」と即応予備自衛官に復帰予定とも明かしていた。

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