俳優の香川照之が２６日、昨年７月１５日以来となるＸ（旧ツイッター）を更新。「新しく生まれ変わった思いでまた更新していきたい」とつづった。

　香川は「Ｔｗｉｔｔｅｒ、ずいぶん長い間更新できませんでした。そしてその間に呼び方が変わっていました…」と切り出し「私も新しく生まれ変わった思いで、また更新をしていきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます」と投稿。

　また自身が代表取締役を務める会社の公式ＨＰでも長文を掲載。「これまで直接のメッセージをお届けできておらず、本当に申し訳ございません。まずは沢山のご心配や御迷惑をおかけしましたことを改めてお詫び申し上げます」と謝罪した。

　昨年、性加害疑惑報道でテレビ番組などを降板する事態となったが「今では、自分自身を見つめ直し、自分にとって本当に大切なものは何かを考えるよい機会をいただいたと感謝しております」と吐露。「私には、天から与えられたこの命があります。それはとても幸せなことです。そしてそれだけで、十分幸せなことだと思っています」ともつづられている。

　「この命を何に捧げるべきなのか」と問い、「ひとつは言うまでもなく歌舞伎」「数多の試練が続くことは承知しております。ですがこの試練に挑み続け、皆様のこれまでと変わらぬお支え、お力添えに引き続きご恩返ししなければならないことは、私の何よりの使命であります」と決意。

　そして、もう一つが「昆虫」とも明記。「どんな厳しい環境に置かれても不満をもらさず、力強く自分の生態を活かし適応させ、黙々とその生を立派に全うする姿に、この一年、どれだけ励まされ元気づけられたか分かりません」とつづり、「幼いころから私の知的好奇心を育み、励まし続けてくれている昆虫たちに恩返しをしようと心に誓いました」。

　その決意から「ＩＮＳＥＣＴ　ＭＡＲＫＥＴの活動に戻ることといたしました。昆虫愛を子ども服や絵本に込めて発信していくことに加え、今後は、子供達との昆虫イベントや、専門家の方に教えを乞いながら生態系保全活動等に取り組みたいと考えております」と決意をつづっている。

　香川は、いとこである市川猿之助被告の代役として今年の七月大歌舞伎に出演。８月には昨年、２０代一般女性と再婚し、男児が誕生していたことも公表している、