元衆院議員でタレントの杉村太蔵が２７日、ＴＢＳ系「サンデー・ジャポン」に出演し、２３日に甲子園球場で行われた「全国高校野球選手権」決勝で仙台育英に勝利し、１０７年ぶりの優勝を飾った慶応高校に、理不尽な不満をぶつけた。

　この日は慶応高校野球部ＯＢの同局・井上貴博アナウンサーが出演。森林貴彦監督のニックネームが「モリバ」であることなどを明かしつつ、優勝の裏話などを披露した。慶応高校の選手が丸刈りでないことや、自主性を重んじる「エンジョイ・ベースボール」の精神を尊重していることなどが、さわやかイメージたっぷりに紹介された。

　杉村は慶応高校の優勝について「『本当におめでとうございます』ですけど、なんかしゃくに障るね、これ」と根拠のない不満をぶつけた。「なんなんだろう、このイライラする、この怒りの源泉はねぇ、自分の器の小ささを感じる次第です」と眉間にしわを寄せ、笑わせた。

　さらに番組の後半では、井上アナが翌週９月３日にも出演することが伝えられた。金融業界を渡り歩いた女装家・肉乃小路ニクヨ、杉村とともにマンションの物件探しをするという。井上アナは「太蔵さんとうまくできるかどうかが心配です」とチクリ。杉村は「大丈夫、もうムカついてないから。落ち着いてきた」とリアクションし、笑わせていた。

　杉村は札幌の高校を卒業後、筑波大学にスポーツ推薦で入学したものの、中退している。慶応にイラついていたが、２０１６年には慶応大学大学院メディアデザイン研究科後期博士課程に合格したこと明かしていた。