華丸大吉 M-1出場でのまさかの失格劇「もう終わったと思った」「やっぱり運がない」

 お笑いコンビの博多華丸大吉が27日、TBS系「日曜日の初耳学」で、M-1グランプリ第一回大会でのまさかの失格劇を振り返った。

 2人は中川家が優勝した第一回大会に出場。当時は結成10年目までに出場資格があり、11年目だった博多華丸大吉は出場権利はないと諦めていたが、「吉本の社員が関係ないって」「取りあえず全国で盛り上げるためにもお前らも出ろと」と、社員から勧められたため「会社の人が出ろというなら出ますと」と出場を決めたという。

 するとトントン拍子で準決勝まで進出。優勝候補のますだおかだ、予選でブームを巻き起こした麒麟に挟まれた出番となり「こんなのどうにもならんと。当日ネタを作って。珍しく時事ネタを」と、日韓ワールドカップのフーリガンネタを披露したところ「めちゃめちゃ受けた。びっくりするぐらい受けた」という。

 すると「血相変えて吉本社員が飛び込んできて、多分お前らは残ると。決勝に残る可能性が高いから泊まりにせえと」と、吉本社員も決勝進出を疑わないほど。2人は居酒屋で「俺達の人生が大きく変わろうとしているとか話していた」というが、そこへさっきの社員が「半笑い」で戻って来て「10年目ちゃうやん。11年やってるやん」と出場資格を満たしていないため失格となったことを伝えたという。

 大吉は「ええ?って」「ビックリです」とそれは分かっていたのではないか?と仰天。華丸は「もう終わったと思った。これが最大のチャンスでこれ以上はない。芸能界は運が大事。やっぱり運がないんだなと」と話し、大吉も「悔しいというより、ああ、ついてないというのが強かった」と振り返っていた。

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