２７日に放送されたＴＢＳ系日曜劇場「ＶＩＶＡＮＴ」では、乃木（堺雅人）と薫（二階堂ふみ）が思いを伝え合い、乃木の家で一夜を過ごす。朝食には綺麗な目玉焼きが出されたが、ネットはこの目玉焼きに注目が集まった。

　この日の「ＶＩＶＡＮＴ」では、乃木が久々にジャミーンに会いに病院へ。そこで薫も仕事が終わるからと一緒に帰る。そこで薫はしばらく連絡がなかったこと、乃木のことを何も知らないことを「寂しかった」と伝える。

　乃木は自宅で野崎に教えてもらった赤飯を用意してあるので一緒に食べようと誘い、薫は乃木の家へ。そこで２人は初めてのキス。乃木は泣き崩れ、薫は優しくバックハグする。

　翌朝、一緒に朝食を作る２人。乃木は目玉焼きはまずザルに卵を割り、白身の水っぽい部分を取り除くときれいにできると説明。薫が言われた通りに焼いていると、なぜか乃木はその様子を動画で撮影。「なんですか～」と笑う薫に「きれいだったのでつい」と説明。目玉焼きは２人で食べるにも関わらず全部で４個。その後、白飯をよそう際に、乃木は神妙な表情を見せていた。

　ネットの考察では、ドラマ内での「色」に注目が集まっており、特に黄色は、新約聖書の「最後の晩餐」で、裏切り者のユダが着ていた服の色で「裏切りの色」と考察されている。

　テントの会合で、組織の金をピンハネしていたギリアムがノゴーン・ベキ（役所広司）によって処刑されているが、ギリアムが着ていた服が黄色。また、テントのモニターだった山本（迫田孝也）も黄色のネクタイをしていた。

　乃木があえて動画を撮影していた不自然さ、さらに目玉焼きが「黄色」であることから、一部ネットでは「目玉焼きの黄身の黄色が裏切りの伏線だったのかな」「あ、黄色だ目玉焼き」「目玉焼き焼くシーンで薫の動画撮ったのは、野崎に黒幕はコイツだと動画を送ったと予想」「目玉焼きのシーンは何かの伏線だろうし、動画も何のために撮っていたのか」「多分目玉焼きの個数は意味があるんだろうけど全然わからない」などの声が上がっていた。