元モー娘。保田圭 夏まゆみさんに涙で感謝「自分と戦うということを教えてもらった」 お別れの会
モーニング娘。やAKB48ら300組以上のアーティストを育てたダンスプロデューサーで、6月21日に61歳で死去した夏まゆみさんの「魂に出会う会」と題するお別れ会が28日、都内で行われ、教え子と関係者らを含む400人が参列した。
元モーニング娘。の飯田圭織(42)、保田圭(42)、矢口真里(40)は3人で献花台の前に立ち、弔辞ならぬ“語りかけ”をした。二番手の安田は「夏先生が亡くなられたと聞き、どこか信じられない思いでいましたが、こうやって今日先生の写真と対面して、先生がいらっしゃらないんだと言うことを受け止めねばならないのだと感じています。早すぎます」と涙を流した。
夏さんがOKを出すまで足を上げながら腹筋するというトレーニングで、途中で足を下ろしてしまったというエピソードを披露。「何で自分で諦める。何で戦わないんだと。自分と戦うと言うことをまず最初に教えてもらった。デビュー当時は精神が強くなく、毎日泣いていたけど、厳しい指導で強く頑張れるようになったと思います」と精神を鍛えてくれた恩師に感謝した。
モー娘。卒業後も夏さんは保田が出演する舞台に足を運んでくれたという。その時にもらった手書きの手紙の存在を明かし、「今まで『保田』と呼んでいたけど『圭ちゃん』と書いてくれていて、ステージのお褒めの言葉が書いてありました。普段厳しい先生からお褒めの言葉頂くことはなかったけど、お手紙がうれしくて宝物ボックスの中にしまってあります」と感謝。「夏先生から頂いた愛情や言葉を大切に後輩達とこれからもつないでいきたい。夏先生本当にありがとうございました」と涙で締めた。