モー娘。OGも現役も恩師に涙の語りかけ 夏まゆみさんお別れ会で声詰まらせ感謝伝えた

 モーニング娘。やAKB48ら300組以上のアーティストを育てたダンスプロデューサーで、がんのため6月21日に61歳で死去した夏まゆみさんの「魂に出会う会」と題するお別れ会が28日、都内で行われた。元モーニング娘。の飯田圭織(42)、保田圭(42)、矢口真里(40)ら教え子たちが登壇し、涙ながらに“語りかけ”をして感謝を伝えた。会には教え子、関係者を含む約400人が出席した。

 献花台の前に立った3人は、育ての親である夏さんへのあふれる思いを、弔辞ならぬ“語りかけ”で、順番に伝えていった。

 飯田は「ダンスも歌も知らない北海道の田舎から出てきた私を1からご指導してくださり…」と号泣。「何もできなかったモーニング娘。を25年続けられるよう初期メンバーとして育ててくださって」と、声を詰まらせ感謝した。

 ダンス未経験者の多かったグループに、立ち上げから関わった夏さん。保田も涙ながらに「夏先生が亡くなられたと聞き、どこか信じられない思いでいましたが、こうやって先生の写真と対面して、いらっしゃらないんだと受け止めねばならないと感じています。早過ぎます」と別れを惜しんだ。

 デビュー当時、毎日泣いてばかりいたと振り返り、「夏先生は『何で自分で諦めるんだ。何で自分で戦わないんだ』と。愛を持って厳しく指導していただくことで、とても強く、前を向いて諦めずに頑張れるようになったと思います」とその教えを明かした。

 矢口はおえつしながら25年前に出会った夏さんへ「当時は親よりも一緒にいる時間が長くて、本当に育ててもらったと思っています」と感謝。「もう一度お会いして、抱きしめてほしいです。今思うと、夏先生としてではなく、育ての親の夏まゆみさんとして、一緒にご飯に行ったり、プライベートのお話をたくさんしたかった」とかなわぬ願いを口にした。

 元モーニング娘。の市井紗耶香(39)、モーニング娘。´23の石田亜佑美(26)も登壇。常に全身全霊で向き合ってくれた恩師に感謝の思いを伝えた。

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