【山田美保子のミホコは見ていた!】「24時間テレビ」は、いい番組

 26日と27日に放送された「24時間テレビ46 愛は地球を救う」(日本テレビ系)の視聴率は、世帯平均が11・3%で、個人が6・6%だった(ビデオリサーチ調べ・関東地区)。

 昨年の世帯13・8%で個人8・1%(同)と比較すると共に約2%の減少。加えて今年は、事前の報道に逆風とも言うべきものが多かった。が、終わってみれば、「やっぱり、いい番組だ」と私には思えたし、日本テレビや系列局、出演者などが例年にも増して一丸となっているようにも見えた。

 果たして、同局に多くのレギュラー番組をもち、「ヒューマンドキュメンタリー オモウマい店」(中京テレビ制作)が絶好調のヒロミがチャリティーランナーを担い、“おじさん代表”102・3キロを完走。長男で俳優の小薗凌央や、次男の隼輝さんが途中から並走し、ゴールでは妻の松本伊代が「センチメンタル・ジャーニー」を歌って迎えるという、ヒロミが「いい夫婦」だけでなく「いい家族」として認知されたフィナーレは、世帯19・5%、個人12・8%と最高を記録した。

 また、「チャリティー笑点」では、林家木久扇が54年間務めた大喜利レギュラーを来年3月で卒業するとの生発表もあった。同時間帯を含む27日午後5時23分~午後7時は世帯17・9%、個人10・8%。立派な高視聴率だ。

 個人的には、先日「週刊ポスト」の企画で、日本テレビのOGであり、「24時間テレビ」の総合司会やチャリティーマラソンに深く関わった永井美奈子アナ、松本志のぶアナ、馬場典子アナによる鼎談の司会を担当。その際、「本当に多くのスタッフが関わっている大きな番組」「マラソンや登山、遠泳など、担当するアナウンサーもみんな同じように汗をかいていた」「局アナは事前番組から打ち上げの司会まで担当し、翌日も早朝から担当番組に出演していた」といった思い出話を聞き、スタッフや出演者に対し、改めてリスペクトの想いを持ちながら見られたことも大きかった。

 メインパーソナリティーを務めたなにわ男子もいい汗をたくさんかいたはずだ。取り巻く環境や時代は大きく変わりつつあるが、私は「24時間テレビ」はいい番組だと思う。関わった多くの皆さん、お疲れ様でした。

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