中丸雄一「事務所の取るべき道の参考に」 性加害問題「再発防止特別チーム」会見に

 KAT-TUN・中丸雄一(39)が3日、レギュラーを務める日本テレビ系情報番組「シューイチ」に生出演。所属のジャニーズ事務所の創業者・故ジャニー喜多川氏(2019年死去)による性加害問題に関し、「外部専門家による再発防止特別チーム」が8月29日の会見で提言を行ったニュースに言及した。

 中丸は「僕もこの会見、1時間半くらいでしたが、ほぼ全て拝見しました。とても冷静で整備されている会見。ジャニーズ事務所が取るべき道というものの参考になるものが、多くあったと思います」とコメント。

 「今後、事務所がポイントとなるのは、認めるのかってことと、それと付随して賠償ののこともどうなっていくのか気になります。被害を受けた方も、お金ではなくて認めてほしいんだという方のコメントも聞きましたけど、さまざまな考え方があると思うので、認めるのであれば賠償とセットで考えていかないといけないと思う」と語り、「かつ、今までやってきた相談窓口と精神的サポートチーム、この4つがそろってようやくやっとひとつ完成に近づくのかなと個人的には思っている。5年なのか10年なのか、それ以上なのか。運営してく必要があるのかなと思います」と自身の考えを口にした。

 また、「会見の最後、『人権について高く意識を持って、今後も業界を引っ張ってくべきだ』とありましたが、所属する者としてはその部分に関して賛同しますね」と中丸。「会社の規模的にも恐らくそれが可能だと思うんですよ。これをいいきっかけとまでは言いませんが、人権的に先進的に考えを持って、業界が気持ちいいものだというふうにしてほしいという願いはあります」と話した。

 ジャニーズ事務所は7日に会見を開き、提言を踏まえた今後の対応や取り組みについて発表する。

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