「サンモニ」関口宏、野手の登板に「白旗上げすぎ」と憤慨 上原氏は肯定も江川氏「反対」
俳優の関口宏が3日、TBS系「サンデーモーニング」に出演し、プロ野球での野手の登板に疑問を投げかけた。巨人は2日のDeNA戦の八回、8点ビハインドとなったところで内野手の北村拓己を投手として起用した。
「いいんですか?」と疑問符を付けた関口に、元巨人、レッドソックスの上原浩治氏は「いいんです」ときっぱり。「登録されてる人数でやるべきですから」と冷静に説明した。「ピッチャーじゃない人に…」と語る関口に上原氏は「メジャーでもよくあることですし。あと、ルールを決めた方がいですよね、何点差以上っていうのを。メジャーは8点差以上っていうのがありますから。延長戦か8点差以上で負けてる時、勝ってるチームは10点差以上で」ときちんと説明した。
関口は「野手を投げさせる狙いは何なんですか?」とまだ納得いかない様子。上原氏が「置いときたい、明日も試合があるので」と消耗を避けるためと説明すると、関口は「ほかのピッチャーを使いたくないと」と理解した。
上原氏は「半分、白旗上げてますよね」と説明。関口は「白旗上げすぎだよ!お客さん、しらけてるんじゃないかなと思うんだけど」と理屈は分かっても心情的には受け入れがたいようだった。
元巨人の江川卓氏は「古いわれわれとしてはちょっと反対なんですよね」と関口同様に受け入れがたい様子。「やっぱりピッチャーはピッチャーだけでやってほしい。野手がマウンドに上がってほしくはない」と“投手の仕事場”への思いを吐露した。