中国出身女優 中国のトリチウム大量放出に「知らなかった 数値は日本も信じられない」東国原が説明も疑問→「IAEAに聞いて」
日本で活躍する中国出身の女優、高陽子(37)が3日、テレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」に出演した。福島第1原発の処理水の海洋放出を開始したことに対して、中国政府は、日本の水産物を禁輸。また、中国からは日本国内へのいたずら電話が殺到するなど、過敏な反応が続いている。
番組では、中国からは毎年、大量のトリチウムが処分されていることを伝えた。秦山第三原発の約143兆ベクレル(2020年)、陽江原発の約112兆ベクレル(2021年)をはじめ、22兆ベクレル未満という福島第一をはるかに上回る数値が紹介された。
MCのビートたけしは「中国から電話かけてくる人は知らないのかね。日本政府も知らせてあげればいいのに」と疑問を投げかけると、専門家は「政府は出しているんですけど、中国では情報が規制されているので、国民は知らない」と話した。
高も「この数値は知りませんでした」と認め、どう思う?と問われると「こういう数値は…日本の数値もそうですけど、どこまで本当か分からないと思っていて。基本的には数値を信じられないなと思っている」と話した。
元宮崎県知事でタレントの東国原英夫が「これは全部、基準以下なんですよ。以下だけど、日本の5、6倍出しているということです」と説明すると、高は「日本の数値は本当なんですか?」と問いかけ。東国原が「IAEAが出しているんで、IAEAに聞いてもらえませんか?」と返した。
高は、上海出身。中国と日本を行き来する生活を送り、2011年に映画「チンゲンサイの夏休み」にヒロインとして出演した。インスタグラムでは、日本への愛も含めた投稿でファンを喜ばせている。