「尋常性白斑」告白の奥菜恵「進行形の病気なのでいつまで表に立っていられるか分かりません」長文投稿で思い吐露
尋常性白斑であることを告白した女優の奥菜恵が3日、インスタグラムに長文を投稿。改めて病気について語った。
夕暮れの中でシルエットの自撮りを投稿。それととともに「勇気ある告白に救われた・力をもらったという皆さんからのお言葉に私自身もまた大変大きな力をいただきました」と投稿への反響を感謝した。
続けて「病気についてたくさんのお問い合わせをいただいていますので、こちらで改めてお伝えさせていただきたいと思います」と記した。
「病院でアレルギーによる尋常性白斑と診断されたのが2、3年前です。コロナ禍で知人の死や自分の病気が重なったことで、時間には限りがあるということを改めて強く感じました」と書き出した奥菜。
「そのことをきっかけにこれからの人生は自分がこれまでしたくてもできなかったこと、したいと思うことをどんどん形にしていこうと思いました。そして、年齢を重ねていく今やこれからは、今ここにある命いっぱいに喜びや自由を感じながら歩いていこうと決めました」と決意を語った。
奥菜は「進行形の病気なのでいつまで表に立っていられるかも正直分かりません。幸い現段階では、日常生活や仕事に支障が出るほどではありません。塗り薬や飲み薬、光治療、漢方など色々試す中で白斑が消えた箇所もありますが、完治という意味ではあまり効果が実感できていないのが現状です。肌の悩みがあるだけで気持ちは沈みます」と苦しい思いを吐露。
一方で「お肌を根本から元気にさせるものを作りたいという思いから、私のようにどんなに敏感肌の方でも安心して使える美容液の開発にも今回初めて携わることができました」と語り、「また、皆さんからのメッセージで白斑による差別やいじめがある事も知り、白斑で悩まれる方にとっても精神的な負担も多いと思いますが、この病気の認知が少しでも広がり、差別や偏見のない世の中で、皆さん一人一人がありのままの自分で明るく元気に過ごせることを願っています」とした。