ジャニー氏性加害「特別チーム」会見に 東山紀之「調査結果を重く受け止め」 中丸雄一「認めるのであれば賠償とセット」
俳優・東山紀之(56)とKAT-TUN・中丸雄一(39)が3日、それぞれのレギュラー番組に生出演し、所属するジャニーズ事務所のジャニー喜多川前社長(19年死去)による性加害を「外部専門家による再発防止特別チーム」が事実認定した8月29日の会見後初めて、所属タレントとしてコメントした。
東山はメインキャスターを務めるテレビ朝日系「サンデーLIVE!!」で「再発防止特別チームにより発表されました厳しい指摘と改革案を含め調査結果を重く受け止め、9月7日に会見を開き、今後の取り組みに関して事務所がご説明することになっています。その会見を前に今日の段階では、私としてはこれ以上のコメントは控えさせていただけますことを、ご理解いただければと思っています」と語った。
中丸は日本テレビ系「シューイチ」で「ジャニーズ事務所が取るべき道の参考になるものが、多くあった」と特別チームの会見を支持。今後は「事務所が認めるのか」が気になる点とし、「認めるのであれば賠償とセットで考えていかないといけない」と語った。
その上で「相談窓口と精神的サポートチーム、この四つがそろってようやくやっと一つ完成に近づく」と指摘し、「今後5年なのか10年なのか、それ以上なのか。それを運営していく必要があるのかなと思います」と、事実認定と賠償、被害者の相談窓口と精神的支援の4本柱の必要性を訴えるなど、きびきびと意見を述べた。