「VIVANT」ベキが最後に態度急変した理由 2つの伏線 乃木の黒須銃撃の弾丸1発トリックを察知か
堺雅人主演のTBSドラマ「VIVANT」は3日に第8話が放送された。
精鋭部隊・別班の乃木憂助(堺雅人)が謎組織テントに潜入し、リーダーで幼少時に生き別れた父卓=ノゴーン・ベキ(役所広司)と再会した。ベキは父親としては憂助が生きていたことを知り涙を流して喜んだが、敵対組織であっても、息子が潜入時に仲間の別班を裏切っていることを許さず、距離を置いた。
しかし終盤で、ベキは突然、憂助に部屋を与えて好待遇とし、弟ノコル(二宮和也)に協力するよう指示した。ノコルが「父さんはなぜ急に態度を変えたんだ?」といぶかしがった。
その直前、ベキは憂助が慈善施設でごはんの皿を手にしただけで重さを言い当てるのを見て、その特技の誤差を質問。憂助が「1キロで10グラムくらいです」と答えるのを聞いて、何かに気付いたように「そうか…」とつぶやいていた。
憂助は序盤、一緒に潜入した黒須駿(松坂桃李)を撃てと命じられた際、1発目を外し、2発目は黒須の眉間に当てて引き金を引いたが、弾丸が入っていなかった。
この出来事について、ネット考察などでも、憂助はノコルに渡された銃を手にし、その重さから、弾丸が1発しか入っていないことを察知。わざと1発目は外したとの見方が有力となっている。
これにベキも気付き「本当は仲間を裏切っていないと察した」「ベキは乃木がわざと黒須を殺さなかったって分かったみたいだね」「黒須を助けた事に気づいた」とみる投稿が相次いでいる。