Snow Man・渡辺「大きな転換期」SixTONES・森本「複雑なところ」 帝劇で舞台初日

 事務所問題に触れ真剣な表情で語るSnow Man・渡辺翔太(右)とSixTONES・森本慎太郎
 ボクシングシーンを熱演するSnow Man・渡辺翔太(左)とSixTONES・森本慎太郎(撮影・伊藤笙子)
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 ジャニーズ事務所の創業者・故ジャニー喜多川氏による性加害問題を巡り、俳優・東山紀之(56)が新社長に就任するなど激震が走る中、Snow Man・渡辺翔太(30)が9日、東京・帝国劇場で主演舞台「DREAM BOYS」(28日まで)の初日を迎え、共演のSixTONES・森本慎太郎(26)と取材に応じた。2人は全力でエンタメを届けていくことを誓った。

 7日に行われた東山新社長らの会見後、所属タレントとして初めて、報道陣の前で問題について口を開いた。

 渡辺は「事務所が大きな転換期を迎えている最中に、きょう初日を迎える。こういった状況の中でお客さんは変わらず帝劇に足を運んでくれるということに、感謝しないといけない」と神妙な面持ち。

 森本も「複雑なとこはあるんですよ。でも僕たちがステージに立ってできることって、堂々とエンタメをお客さまに見てもらうこと。それで新体制ジャニーズを応援してもらえるかどうかだと思っている」と力を込めた。

 会見を見たという2人は、世間の逆風を覚悟しつつ、目の前のパフォーマンスに最大限の力を尽くすことを誓った。

 ボクシングを題材に少年の友情を描いた今作で、2人は“新生ドリボ”として主人公とチャンプ役を演じる。歌唱力に定評のある2人に授けられた新曲「光」「CHAMPION」を披露したほか、4年ぶりに復活した客席上空のフライングでも魅了した。

 演出を務める堂本光一が見守り、かつて同作で主演を務めたKAT-TUN・亀梨和也(37)も激励のため公開稽古を訪問。Snow Man、SixTONESのメンバーからも「楽しめ」とメールが届いたといい、渡辺は「僕たちタレントができることは、今いただいているお仕事を全力でこなす。お客さんに笑顔になっていただくこと」と演者としての使命を全うする。

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