古舘伊知郎 ジャニーズ問題「男色であってもさすがに性加害とは」都合よく聞き流した NHKも民放も「徹底的に利害関係者」

 フリーアナウンサー古舘伊知郎が10日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」の司会を務め、ジャニーズ事務所の問題について語った。

 黒木千晶アナウンサーの代行で登場。冒頭で「避けて通れない」としてジャニーズ問題を取り上げた。

 作家の門田隆将氏から「マスコミも問題。情けない」と指摘されると、古舘は「いやもう、しゃべる術がなくなります。僕もテレビ局のアナウンサーやって、80年代から『夜のヒットスタジオ』の司会とかやってたんで、ウワサはいっぱい聞くわけですよ」と語った。

 そのうえで「男色ではあっても、さすがに性加害とは思わない時代の感覚で都合よくとらえて、右から左にウワサとして流してきた」と語った。

 膿を出し切る時が来たとの指摘を受けると、「本当にNHK、民放問わず徹底的にステークホルダーになって、(ウワサで)流していくという悪しきところがずっときた」と指摘。反省が求められている現状を「のど元過ぎればとか絶対ダメですよね、この件に関しては」と述べた。

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