俳優の岩城滉一が１１日放送のフジテレビ系「ぽかぽか」に出演し、北海道移住を中止していたことを明かした。岩城は２０２１年１２月にＹｏｕＴｕｂｅで北海道移住を公表していた。道東部の弟子屈町に土地を購入し、家屋も建設。家の前には１キロの道路兼滑走路も作っていた。

　「ぽいぽいトーク」のコーナーにゲスト出演した岩城は、ＭＣのハライチ・澤部佑から「岩城さん、北海道移住されたみたいな」と質問された。これに「いろいろやったんだけど、ちょうどそういう風に言った前後に、肺炎やってけっこう入院しちゃったんですよ。それで肩甲骨を割っちゃって、折っちゃってね。今もちょっと足不自由なんだけど」と体調面でのトラブルを告白。さらに「冬の遊びをしたくて行ったんだけど、雪が降らないのよ、ここ。だまされた！」と当初の目的が達成できないことも明かした。

　ハライチ・岩井勇気は「なんで調べなかったんですか！？」ともっともなツッコミを入れた。ＭＣの神田愛花アナが「雪降らない方が過ごしやすいんじゃないですか？」と質問。岩城はスノーモービルやスノーマウンテンを楽しみたい意向だったが、実際には「（遊べる場所まで）トラックに乗ってまた行かなきゃいけない。だったら『東京からでも行ける』じゃん」って話になって」と移住を中止した理由を説明した。

　岩井は「『降る』って言われてたんですか？」と「だまされた」内容について質問。岩城は「まぁ、降るっていうか、そうそう…」と言葉を濁した。住むのをやめた家屋については「どなたか住む人がいたら」と賃貸に出すか売却する意向であることを示した。

　移住を公表していた際には北海道への思いなども語っていただけに、ネットでも驚きの声が上がっていた。さらに「だまされた」という発言に「自分の故郷の近くを馬鹿にされて、気分が悪いです、マジで。」「騙されたって言い方はどうかと思うね」「東京よりは降りそうですけどね」と厳しい声も。「田舎暮らしに憧れて失敗した大鶴義丹と同じじゃんｗ」と、２０１７年に北海道・美瑛町に移住したものの、３カ月で断念した俳優・大鶴義丹になぞらえてイジるコメントもあった。