加藤浩次VS千原ジュニアが一触即発 若手時代のライバル伝説を目撃者が証言「動いたら俺ら全員行きますよ」
タレントの東野幸治が10日放送のカンテレ「マルコポロリ!」に出演。若手時代の極楽とんぼ・加藤浩次と千原ジュニアのバチバチ伝説に触れた。
この日は「福岡で頑張れ!ダイノジSP」と題して、東京吉本から福岡に移籍したお笑いコンビ、ダイノジとタカアンドトシ、品川庄司・庄司智春らが出演した。
東野が、ダイノジが若手時代に活躍した吉本の常設劇場「銀座7丁目劇場」について、「ロンブー、ココリコ、極楽とんぼら初代トップが卒業して、その次に誰がトップになるんだということで、品川庄司対ダイノジの戦争があった。これがすごかった」と説明。ライバル心を隠さない当時の雰囲気を伝えた。
東野はさらに「あれもすごいで。極楽とんぼ加藤と大阪からやってきた千原ジュニアがすれ違う話も。お互いとんがってる時代の」とネタ振り。ダイノジ大谷ノブ彦が話を引き取り、話を続けた。
当時、ジュニアは大阪の心斎橋筋2丁目劇場をベースとしていた。大谷は「当時、7丁目側は2丁目の芸人をめちゃめちゃ意識していて。ジュニアさんがテレビで『7丁目の芸人には、笑いの妖精がいない。笑いが本当にできない』ということを言っていた。それで7丁目側はめちゃ意識していた」と振り返った。
続けて、ある日の出来事として「きょう、ロケの途中に2丁目軍団が7丁目に寄ると。全員、ピリピリして楽屋に入ってきたジュニアさんはすごい長い黒のコートに黒の革パンでタバコをくゆらしながら来て。俺ら、加藤浩次さんに『なんか動いたら、俺ら全員行きますよ』って」と一触即発ムードだったことを語った。
結局、ジュニアが楽屋の袖から消えていき、2階の階段を上がる音がしたので、大谷が追いかけると姿が見えず、窓の外に飛んでいくコウモリが1匹いたという。大谷は「あれ、ジュニアさんだ」と笑わせ、オチをつけた。
昨年の同番組では、ケンドーコバヤシが、「狂犬」と呼ばれた加藤と「ジャックナイフ」の異名をとったジュニアの共演NGのウワサなどについて語っており、当時のお笑い東西抗争の壮絶さを物語っている。