女優の若村麻由美が１３日、フジテレビ系「ぽかぽか」に出演。現在主演している同局ドラマ「この素晴らしき世界」の撮影現場に、出演していない女優の天海祐希が差し入れを持ってきたエピソードを披露。その理由にスタジオも驚きの声が上がった。

　若村は、ドラマで共演しているマキタスポーツとともに生出演。そこで３５年来の親友であるという天海との関係を説明した。

　若村によると、天海がまだ宝塚時代で「準トップぐらいだった頃」に、知り合いを通じて友人になったという。「２０代の頃は週３ぐらいで（会っていた）」「コロナ禍もほぼ毎日電話してた。家族以上にしゃべっていた」というほどの親友に。

　そして今回、若村が体調を崩した鈴木京香の代役として急遽「この素晴らしき世界」に主演することが決まり、すぐに天海から「あなたの男気に感動」というメールが届いたといい「それはすっごい嬉しかった」と若村も感激の面持ち。

　天海は「いつか陣中見舞いに行くよ」とも言ってくれたが、若村は「ありがたいけど、忙しいからいいよ」と丁重に辞退。だが「ある日突然、天海祐希が来ました」とスタジオに天海がいたという。

　これにはマキタスポーツも仰天したといい「磁場が狂っちゃって。スタッフも無駄な動きをグルグルと」と撮影場所も騒然。「いるはずのない大女優がそろっちゃったから、こっちは目を白黒するしかない」と当時を振り返った。

　天海は最後に監督へ「若村麻由美をよろしくお願いします」と言って帰って行ったといい、若村も「かっこよかった」とほれぼれしていた。