俳優でコーヒー焙煎士の坂口憲二（４７）が１２日、インスタグラムを更新し、個人事務所を立ち上げたことを報告した。国の指定難病である「特発性大腿骨頭壊死症」のため、２０１８年から芸能活動を休止していたが、今年３月末から放送されたサントリー生ビールのＣＭに登場。大きな反響を呼んだ。

　ひげを蓄え、たくましい腕でコーヒーを焙煎する大人の色気ダダ漏れの写真を添え、「この度、自身の個人事務所”オフィスブラックツリー”を立ち上げる事になりました」「今後、坂口個人への問い合わせ、仕事依頼などはオフィスブラックツリーのＨＰ内の問い合わせに送って頂けると助かります」と報告。

　個人事務所設立については「問い合わせなどの混乱を避ける為であり、今後も今までと変わらずロースターとして、そして俳優として、皆さんに喜んでもらえるよう精進してまいりますので、引き続きよろしくお願いします」と記している。

　坂口は１２年の初舞台出演後、右股関節に違和感を覚え、１４年初夏に１カ月間、治療のために休業。１５年３月に特発性大腿骨頭壊死症と診断され、手術を受けた。術後、一時的に車いすを使用する生活を送り、仕事は再開したが、ナレーションなど、画面に映らないものが中心となった。今年はＣＭ出演後、４月期のフジテレビ系ドラマ「風間公親-教場０-」にも登場し、話題を集めた。