ＮＨＫ大阪放送局の高瀬耕造アナウンサーが１３日、大阪市内の同局で行われた連続テレビ小説「らんまん」と次期作「ブギウギ」のバトンタッチセレモニーで司会を担当した。

　この日は２９日に本編の最終回を迎える「らんまん」から神木隆之介（３０）と浜辺美波（２３）、１０月２日スタートの「ブギウギ」からヒロイン役の趣里（３２）が登壇した。朝ドラファンの高瀬アナは、開式前に「ヒロイン、主演の方は、単体でお会いするだけでも極めて貴重な機会なんですが、２作品の主演のみなさんが一堂に会する機会は、私も経験がありません」と期待を膨らませ、「ヒロインの方にお会いしたことはあるんですが、２作品ですから、かなり舞い上がりそうな気がしております」と喜んだ。

　高瀬アナは「ブギウギ」で語り（ナレーション）を担当する。「朝ドラ送り」をしていた時は「その朝ドラが終わるまでは次回作に触れないということを信条にしておりました」といい、「『らんまん』が終わるまではしっかりと楽しみきって、終わった後に次の『ブギウギ』を楽しみにしたいところだったんですが、語りの収録はもう始まっております。今までと同じ朝ドラ生活ができなくなってしまって、ここから半年間、いつもと違う気持ちで朝ドラを見なくてはいけないというちょっと複雑な気持ち」とも語っていた。