南海キャンディーズの山里亮太が１４日、日本テレビ系「ＤａｙＤａｙ．」で、ジャニーズ事務所が今後１年、広告や番組出演料などは直接タレントに全額支払い、事務所の報酬は受け取らないと発表したことに「企業が望んでいることをちゃんと理解していたのかなと心配になる」と語った。

　番組では、ジャニーズ事務所が１３日に発表した被害者救済策を特集。被害者救済委員会や補償窓口を設置する他、今後１年間、所属タレントの広告や番組出演料などは全額タレントに支払い、事務所の報酬は受け取らないことも発表している。

　山里は「率直に感じたところを言うと、出演料の支払いを直接するっていうのは、果たして今回いろんなＣＭ見送った企業の方々が望んでいることをちゃんと理解できてたのかな？と心配になってしまう要素でもあったりする」とコメント。

　サバンナの高橋茂雄も「僕ら、出る側からしたら、全額タレントというのはすごい話やと思うけど、使う側の企業がどう評価するかは気になる」と、企業側は全額ギャラがタレントにいくことをどう思っているかは気になると指摘。

　山里は「児童への虐待を容認するようなところと付き合いがあるっていうことを、そういう関係ではないとするために関係を断つと言っているが、会社ではなく直接タレントとやり取りするのが、果たしてその解決になるのか。ちょっと考えたら違うとなりそうだが…」と首をひねっていた。