ゴクミ 30年ぶり地上波ドラマ出演「人として生きていく喜びと苦しみを共有できたら」

 女優の後藤久美子(49)がこのほど、都内でテレビ朝日系ドラマの松本清張ドラマスペシャル「顔」(24年新春放送)の制作発表会見にW主演をつとめる女優の武井咲(29)とともに登場。後藤にとっては1994年以来、30年ぶりとなる地上波ドラマ出演。「人として生きていく喜びと苦しみを共有できたら」と意気込みを語った。

 “ゴクミ”がドラマに帰ってくる。

 同局系で1994年放送の「誰よりも君のこと」以来となるドラマ出演。黒いパンツスーツ姿で登場した後藤は、出演を決めた経緯について「私ごとですが、オスカープロモーション所属40周年ですが、幽霊会員状態で」と苦笑いしつつ「子育て相談所のように話をしていたが、このたび、古賀会長、石川社長と仕事の話で盛り上がった」と説明。「30年というと『オギャー』と生まれた赤ちゃんが立派な人間になるほどの期間。気がつけばクランクイン。頑張ります」と意気込んだ。

 松本清張氏が56年に発表した同名の短編小説が原作。過去に映画やドラマで実写化された名作を、現代版へ大幅にアップデート。人権派の弁護士・石岡弓子を演じる後藤は「アレンジされていますが、骨組みを生かして松本清張ファンを裏切らないように仕上げております。人として生きていく喜びと苦しみを共有できたら」と話した。

 W主演となるのは、17年にテレ朝系ドラマ「黒革の手帖」で清張作品に初主演をした武井。音楽界を席巻する覆面アーティストながら、実は殺人犯だったという伊野聖良を演じる。後藤との初共演に「今でも心臓の音が聞こえるような。緊張とともに、神のような存在」と話しながらも「家族のように温かい気持ちになっています」と喜んだ。武井の言葉を聞いた後藤も「うれしいですよね。これだけブランクがあるのでどっちが先輩でどっちが後輩かわからないですけど」と笑顔を見せた。

 「武井咲と後藤久美子の共演第1ラウンド。ぜひ、ご覧ください」と作品をアピールした後藤。松本清張不朽の名作がどう描かれるのか。注目が集まる。

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