今田耕司「中丸くんの気持ちすごく分かる」名称継続問題「ジャニーズは記号」吉本興業も名称変遷「名前変わったのすごく嫌やった」
ジャニー喜多川氏の性加害問題を受け、取りざたされている「ジャニーズ事務所」の名称について、タレントの今田耕司が16日、読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」に出演。自身が所属する吉本興業に照らして、見解を述べた。
新社長に就任した少年隊の東山紀之が開いた7日の記者会見で、「ジャニーズ事務所」の名称を変えないことを報告。賛否が起こった。KAT-TUNの中丸雄一は、10日に出演したテレビ番組で「ジャニーズというのはアイデンティティ、記号なんです」という主旨の意見を示した。
この日の番組でも、さまざまな意見が上がったが、今田は「我々は被害者いないのでケースが違うんですけど」と前置きしながら「吉本興業ってよしもとクリエイティブエージェンシーに変わったんですけど、そのときすごい嫌やったんです」と話した。
吉本興業は2007年にマネジメント部門を分社化し、-クリエイティブエージェンシーを設立した。しかし2019年に吉本興業を「吉本興業ホールディングス」と改めたのを機に、-クリエイティブエージェンシーの名称を吉本興業に戻している。
今田は「吉本興業にいた先輩に憧れて入った。なんか、よしもとクリエイティブエージェンシーに入りたいと思ってないしなあ、と複雑な気持ちだったのを覚えています。だから(吉本興業に)戻ったときは嬉しかった」と話した。
その上で、ジャニーズの名称に立ち返り、「被害者のことは忘れちゃダメなんだろうけど、中丸くんの気持ちはすごく分かる」と理解を示した。