若手女優が「感情失った」告白、カメラ前で笑顔の「自分が怖い」若林が「天下取った」と言うほどの活躍
女優の井桁弘恵が13日、テレビ東京系「あちこちオードリー」に出演し、ワイプの中の闇について語った。
この日は定番企画「芸能界が生きやすくなる参考書を作ろう」。それぞれの出演者が、経験をもとにさまざまな教訓を披露した。井桁は女優だけでなく、モデルやバラエティーでも活躍中。MCのオードリー・若林正恭とは日本テレビ系「ヒルナンデス!」で共演した間柄。若林は「『おしゃれクリップ』なんか、天下取ってる状態だもんね」といじり笑わせた。
井桁は「プライベートの豊かさが、ワイプの豊かさに繋がる」という教訓を示した。バラエティーなど、初めての仕事が増えてきた時期に「休み、全然いらないです」とスケジュールをぎっしり詰めていたと明かした。ただ、仕事だけの毎日となったことで「何が楽しいのか分かんなくなっちゃう」と混乱し始めたと語った。多くの番組に出ることで「見たことのあるVTR」が被るという現象も起き始めた。それでもワイプの中での表情は、初めて見て驚いたり、感動したりしてるように作っていたという。
「オフになった時に感情を失ってしまいまして、でもカメラの前に抜かれると、ちゃんと笑顔ができる自分が怖くなっちゃって」と病みかけていたことを明かした。「人としてヤバい」と思うようになり、プライベートを充実させるよう心がけるようになった。以前は観光地のVTRにも「どうせ行く暇ないしな」と興味がわかなかったが、旅行などに行くようになると「VTRとか見てても『行きたい』って本当に思うようになったし、行く時間もあるし」と心境に変化が起きた。
これにはMCのオードリー・若林正恭も「わかる。本当にそうだよ」と納得。井桁は「感情の幅が広がった」とプライベートの大切さを力説した。