ジャニーズの紅白歌合戦に注目 杉村太蔵「NHKは国会でいろいろ追及される」
元衆院議員でタレントの杉村太蔵が17日、TBS系「サンデー・ジャポン」に出演し、ジャニーズ事務所の問題について、年末の「NHK紅白歌合戦」を注目ポイントに挙げた。
ジャニーズ事務所創業者の故ジャニー喜多川氏による性加害問題について、同事務所は13日、被害者救済策を公表した。しかし、同事務所所属タレントが出演しているCMについては、各企業が契約を更新しないことを続々と発表するドミノ状態が続いている。
杉村は「年末の紅白歌合戦のキャスティング」に注目していると語った。「ジャニーズ事務所のタレントさんがキャスティングされるか、されないか。これまでの番組を継続するかしないかっていうのは、これまでの契約があるのでっていうことでいいと思いますけど」と前置き。続けて「仮に紅白歌合戦でキャスティングされたとしたら、おそらく来年の通常国会で与野党からNHKはいろいろ追及されると思うんですよ」と予測した。「仮にキャスティングするとした場合は、いろいろ反論なり理屈をちゃんとそろえないといけない」とNHKにとっても難しいかじ取りとなるとした。
TVプロデューサーでタレントのデーブ・スペクターはNHKが受信料で番組を制作していることも指摘した。「受信料を(視聴者が)払っている上で、人権どうのこうの言われたらNHKも非常につらい立場になる」と説明。CMのように企業の判断ではなく、局自体の判断が問われると語った。