中国出身女性タレント 日中関係の改善問われ「中国に伝わってないなら日本がちゃんと説明していない」処理水の海洋放出めぐり
中国出身のタレントで早大非常勤講師も務める段文凝(だん ぶんぎょう)が17日、テレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」に出演。中国との関係修復について必要なことについて持論を述べた。
番組では、福島第1原発の処理水の海洋放出にともなって、中国との関係性が悪化していることを取り上げた。MCの阿川佐和子が「中国政府と日本政府のギクシャクした状態をどうしたらいいと思う?」と問うと、段は答えた。
「丁寧にちゃんと説明するかどうかは本当に大事と思う。向こうの人に伝わってないんだったら、こっちがちゃんと説明していないのかなと思う」
阿川が「説明すれば中国政府は理解してくれる?」と聞くと、「とりあえず、説明が足りていない部分がある。『説明したじゃない?』と思っても、国と国の関係も、人と人もそう。ケンカしているときに『説明したじゃん!』と言っても、相手の心に届かなかったら、説明が足りない」と、あくまでも日本政府の説明不足を強調した。
元衆院議員の宮崎謙介氏は「分かっているんだけど、意図的にケンカをふっかけているところもあると思う。説明手段はどういうことがあるのかな」と疑問を投げた。