「VIVANT」漢文に衝撃 ベキ生きてる説 乃木がノコルに「皇天親無く」意味は? 別班の急所外し→野崎工作が伏線か
堺雅人主演のTBSドラマ「VIVANT」最終回が17日に放送された。
衝撃のラスト。罪を償うとして日本の公安警察に逮捕された父卓(=ノゴーン・ベキ、役所広司)だったが、モニターの手を借りてバトラカ(林泰文)、ピヨ(吉原光夫)とともに脱走。40年前、バルカ諜報活動中だった乃木一家を見殺しにした黒幕への復讐を試みたが…。ベキは息子乃木憂助(堺雅人)が制止に現れることを見越しており、銃に弾は入れておらず、乃木に撃たれ落命した…とみられた。
先立ってベキの覚悟を聞いていたノコル(二宮和也)は、日本にいる兄・乃木に父の墓をバルカに建てたいと申し入れたが、乃木は「皇天親無く 惟徳を是輔く」と述べ、「花を手向けるのはまだ先にするよ」と電話を切った。
天は公平で徳ある者を救うとの意とされる。
その後、公安刑事野崎守(阿部寛)がベキらの遺体は激しく燃え上がった家から「すす同然」で発見されたと語った。
乃木の言葉から、乃木がベキたちを銃撃した時に、別班4人を撃った時と同様に急所を外しており、ベキは密かに生きているとの見方が強まっている。