声優の神谷明（７７）が１８日、都内で行われたアニメ映画「劇場版シティーハンター　天使の涙（エンジェルダスト）」大ヒット舞台あいさつに、伊倉一恵、ＥＸＩＬＥ／ＦＡＮＴＡＳＴＩＣＳの世界、こだま兼嗣総監督と登壇した。

　１９８５年から「週刊少年ジャンプ」で連載された大人気漫画の劇場版最新作で８日に公開された。大ヒットスタートに、主人公・冴羽獠役の神谷は「ふたが開くまでは不安もあったんですけど、本当にうれしかったです。この勢いで頑張っていきたいと思います」と喜んだ。

　神谷はこの日が７７歳、喜寿の誕生日。登壇者、観客から祝福を受け「この年齢までお仕事を続けてこられるとは、業界に入ったときは想像もしていませんでした。そうそうたる先輩方が声優への道の線路を敷いていただいて、それに乗せていただいて今があります。門をたたくところを間違っていたら、ここまで来られなかった。素晴らしい運を持っていた自分に改めて感謝したいです」と心境を語った。

　また観客へ、「皆さんの応援のおかげで今作が生まれました。さらに次を目指すのであれば、応援を続けていただくことが必要になってくると思います。この作品が次へつながることが僕の大きな夢でもあります。誕生日でもあります。ぜひ皆さんその夢をかなえてください！」と呼びかけた。