堺雅人主演のＴＢＳドラマ「ＶＩＶＡＮＴ」最終回が１７日に放送された。終盤には日本の公安警察に逮捕された父乃木卓（＝ノゴーン・ベキ、役所広司）が脱走。ほう助したテントモニター（協力者）が公安刑事・新庄浩太郎（竜星涼）であることが判明した。

　当初はバルカ政府の公用車ナンバーを全て覚えているなど有能な面が描かれ、別班疑惑が浮上したが、２度の尾行失敗によりポンコツ視され、若干影が薄くなっていたが…見栄え抜群のスーツ姿でベキを敬意をもって支えた。

　ネット上も衝撃が走り「ポンコツじゃなかった」「有能」との賛辞も飛んだが、ちょっと待った！のイジりも。

　最初の山本巧（迫田孝也）の尾行失敗は、テントの仲間である山本の逃走を手助けしたとみられ、人混みで尾行役を入れ替わるタイミングに失敗したふりをして、失尾。

　しかし乃木憂助（堺雅人）の尾行は、楽勝で気付かれて逆走され、タヌキの置物を見て誤魔化している間に見失った。

　乃木が銃撃された別班４人が生きていることをテントに密告した動画にも、ツッコミが。動画撮影の視点が高い＝背が高いため新庄ではないかとの考察もあったが、撮影時に病室の高田明敏（市川笑三郎）に余裕で気付かれていることを指摘して、尾行下手の新庄を予想する考察もあった。

　最後はベキ救出時に、ブルーウォーカーこと太田梨歩（飯沼愛）が送信したウイルスメールを開いて正体がバレてしまっており、「ポンコツではなかったけど結局最後はウィルス入りのメール開いちゃってるよ」「有能なモニターに格上げされたけど、ウイルスメールを躊躇なく開封して身バレするあたり、やっぱり」とこれは初歩的ミスとイジる投稿も。最後は華麗に国外逃亡…できたのだろうか。