ノンスタ石田 現役東大生に漫才を教授「鋭い質問には逃げてました」と告白

 “石田賞”を受賞した東大生コンビ「メガネとすねげ」の中尾竜也さん(中央左)と佐藤秀俊さん(同右)と記念撮影をしたNON STYLEの石田明(左)と(左4人目から)てんぐのマジ川田、横山ミル
 ワークショップの講師を務めたNON STYLEの石田明(後列左から2人目)と(後列同から4人目から)司会を務めたてんぐのマジ川田、横山ミル
 東大生たちのネタを審査するNON STYLEの石田明(右)と司会を務めた(左から)てんぐのマジ川田、横山ミル
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 お笑いコンビ・NON STYLEの石田明(43)が20日、東京・新宿にある吉本興業東京本部で行われた、吉本と東京大学が立ち上げた「笑う東大、学ぶ吉本プロジェクト」の「漫才ワークショップ」に出席した。

 石田が講師として漫才のいろはを教え、参加した11人の現役東大生がコンビを組み漫才に挑戦。計6組の即席コンビのネタを見た石田は、「この短時間でこれだけちゃんとボケツッコミを作って練習して、人前でやりきっていてすごかった。(ネタ中に)止まってしまうコンビとかも全然いますからね。(こういう場では)僕らプロでもやりにくいですよ」と笑顔で総評した。

 普段は養成所であるNSCでも講師を務めているが、東大生相手には「緊張感がありました」といい、「僕って感覚的な話を言語化してるだけなんで、それを本当の言葉でねじ伏せられると僕の負けなわけですよ。鋭い質問からは逃げてました」と打ち明け、笑わせた。

 この日一番面白かったコンビに与えられる“石田賞”には教養学部3年の佐藤秀俊さん(20)と法学部3年の中尾竜也さん(21)のコンビ「メガネとすねげ」が選出。石田は「1個ずつのパンチが強かった」と評価し、中尾さんは「初めてお笑いを論理的に学んで、こんなに奥深いんだと思った。改めて芸人さんへの尊敬の念が強くなった」と話した。

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