嵐の二宮和也（４０）が２３日、都内で行われた自身初の“月９”主演作となるフジテレビ系ドラマ「ＯＮＥ　ＤＡＹ　～聖夜のから騒ぎ～」（１０月９日スタート。月曜、後９・００）制作発表記者会見に、中谷美紀（４７）、大沢たかお（５５）、中川大志（２５）、江口洋介（５５）、佐藤浩市（６２）らと出席した。

　クリスマスイブ１日のから騒ぎを、１クールをかけて描く。二宮、中谷、大沢がトリプル主演を務め、二宮が逃亡犯を演じる「逃亡編」、中谷がキャスターを演じる「地方テレビ局編」、大沢がシェフを演じる「レストラン編」と、３つのストーリーが並行して進行し、徐々に交錯していくという新形式のドラマとなる。

　客席後方から黄色い声援を浴びながら登場した二宮。集結した超豪華キャストを見渡し「本当にすごいと思います。物語の中でも会わない人もいるので、非常にレアですね」と感激。作品について「ドラマ１時間で３本分の話が見られるのは、今までになかったと思う。作品がどんどん変わっていくので、楽しんでいただければ」と語った。

　現時点では「チームで撮影している感じが強い」といい「お芝居はほとんどしていないですが、うちが一番いい話になる予定です」とニヤリ顔で中谷、大沢に宣戦布告。撮影では「外に出るのは冬服。そっち（暑さ）の戦いの方が今はしんどい感じですね。朝８時くらいから走って、ゲロ出ちゃうんですよ。大変なんですよ」と苦労を明かした。

　本作がどのように進行するか、キャスト陣も分かっていないようで、二宮は「見てくださる人と同じペースで楽しんでいけると思いますし、衝撃、驚きを気持ちよく伝えていきたい」と意気込んだ。