エマニュエル駐日大使、中国の矛盾を指摘 処理水放水後の漁船に「百聞は一見にしかず」
2枚
米国のラーム・エマニュエル駐日大使が22日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出について反対の立場を示す中国に対して矛盾点を指摘した。
中国のものとみられる漁船の画像や地図を添付。「『百聞は一見にしかず』ということ。中国は日本産の水産物を輸入禁止としたが、その発表後の9月15日には、日本沿岸で操業を行う中国漁船が同じ海域で再び漁を行っている。」と指摘した。
日本は8月24日に福島第1原発処理水の海洋放出を開始。中国は同日、原産地を日本とする水産物(食用水生動物を含む)の輸入を全面的に停止すると発表した。「食品への放射線汚染リスクを防ぎ、中国の消費者の健康と輸入食品の安全を確保するため」と理由を説明している。