【The LDH Times】三代目JSB・ELLY もうひとつの顔 ラッパー役で7年ぶりドラマ出演
三代目J SOUL BROTHERSのELLY(36)が“もう一つの顔”を披露する。27日スタートのフジテレビ系「パリピ孔明」(水曜、後10・00)で、2016年以来7年ぶりにドラマ出演。ヒップホップ界のカリスマ・赤兎馬カンフーを演じるが、自身も実際に「CrazyBoy」名義でラッパーとしても活躍している。久々となるドラマ出演の手応え、11月に開幕する2年ぶりのドームツアーへの期待感を存分に語る。
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-「パリピ孔明」で久しぶりにドラマ出演。撮影はどうだったか。
「お芝居をいっぱいやってきたわけではないのですが、久々の演技は楽しかったです。やっぱり俳優さんはすごいなと思いました。音楽の現場とは全く違いますね。自分ではあるんだけど、誰かにならないといけないのでその感覚が久しぶりというか。セリフは大変でしたね。三代目のメンバーは『絶対見る』と言っていました。自分の演技がどう見られているのか気になるけど、あまり自分の演技を見られない派なんですよ。なので反応楽しみです。登場した瞬間に『いた、いた』みたいな。みんな笑うんじゃないかな。弟のLIKIYAもいじって連絡してくると思う」
-カリスマラッパーを演じたが、役作りは。
「監督には『そのままで出てくれ』と言われました。普段からラップをしていますが、役に入りながらラップをするのは、いつもと違う感覚で大変でしたね。ラップバトルのシーンもあるけど、ラップバトルは普段やったことがほぼなかったので、ドラマで経験できて良かったです。パリピの役と思いきや、全然パリピじゃないんですよ。どんとしている感じというか。どちらかというと(同作で共演する関口)メンディーの方がパリピ。(今後の芝居への意欲について)今回はたまたま自分に合う役があったけれど、これが最初で最後の出演になるかもしれない。自分に合う作品があったら可能性は全然ある」
-2月に開幕した9年ぶりのアリーナツアーを、9月24日に完走したばかり。
「三代目が帰ってきて久しぶりのライブだった。各地に行かせてもらって、久しぶりに会えた人やこれまで足を運べなかった子にも見に来てもらうことができたので、良いタイミングでアリーナツアーを回れたなと思っています。公演数が多かったけど、公演後はサウナで体を癒やしました。北海道の時も岩ちゃんがたまたま同じサウナに同じ時間帯にいた。公演数が多いので体力も体調も大変だったけれど、今後は定期的に皆に会いに行くことはやりたいよねと思った。公演数がそこまで多くないかもしれないですが、それがグループとしてファンの方々に一番還元できることかなって」
-11月から2年ぶりのドームツアー。どんな姿を見せていきたいか。
「アリーナは久しぶりだったので、思いを届けるというか。今までの激しい三代目より落ちついた三代目を見せていたけど、今回は皆が期待している三代目が見られると思う。ドームをやってきたことがあるけど、今までの自分をどう更新していくのかをすごく考えています。三代目は個々の力でソロ活動もしている。7人がまた集まって、新たなパフォーマンスを見せるっていうのは、お祭りじゃないですけど、そういう感じで見てほしいなと思っていて。7人が集まるのがスペシャルというか。それぞれの輝く瞬間を今回のドームで見せられると思う」
-ファンの方へ一言。
「今回ドラマにも出演させていただいて、あまり見せたことのない一面を見せるタイミングをもらいました。ぜひ見てもらえたらうれしいです。三代目のドームが始まります!やはりライブがメインというか、俺が一番好きなことです。ドームという場所で最高のエンターテインメントを見せて、そしてツアーで初めて見せるスタイルにもチャレンジするので、ぜひ楽しみにしてほしいなと思います」
◆ELLY(えりー) 1987年9月21日生まれ、青森県出身。プロ野球・巨人の坂本勇人内野手と対戦経験のある元高校球児。2010年7月、三代目 J SOUL BROTHERSのパフォーマーに選ばれ、同11月にデビュー。14年からラッパーとして活動を始め、17年2月にアルバム「NEOTOKYO EP」でソロデビュー。ラッパー名義は「CrazyBoy」。最近ハマっていることは「ポケモンカードとワンピースカードを集めています。レアカードが出るとすごいうれしくて」。