フジテレビ系ドラマ「パリピ孔明」が２７日にスタートした。天才軍師・諸葛孔明（向井理）が現代の渋谷にタイムスリップし、売れないアマチュアシンガーの英子（上白石萌歌）の歌に魅了され、売り出しに一役買う…というストーリーだが、ドラマの端々にファンが喜ぶ“肝”をちりばめており、初回放送直後はトレンド１位となった。

　初回の「パリピ孔明」では、天才軍師の孔明が病死。孔明が仕えた劉備（ディーン・フジオカ）は、孔明と「天下太平の世を作ろう」と言い合っていた盟友でもあり、現代にタイムスリップした後も、何度か孔明の前に幻影として姿を見せる。

　ドラマ内では中国語のナレーションもあり、その中国語はディーンが担当。海外でも活躍するディーンは中国語も堪能で、その才能を惜しげもなく披露している。ネットでも「中国語で無双するおディーン様の劉備が、文字通り異次元」「おディーン様の中国語、プロの方のプロのお仕事っぷりが堪能できて作品の本気度感じた」など感激の声が。

　また、上白石萌歌の歌唱シーンもあったが、そのうちの１曲が原田真二の「タイム・トラベル」。タイムスリップしてきた孔明と重なる歌詞と、上白石の歌声がマッチした絶妙な選曲で、ネットでも「まさかのいきなり原田真二……泣いた」「原田真二さんの『タイムトラベル』のカバーが流れててテンションが爆上がりしてる！」「原田真二のタイムトラベル懐かしい　原田真二可愛かったよなー若い人は知らんやろな　まさにタイムトラベルやな」など沸騰した。

　また、俳優になる前にはバーテンダー経験もある向井の本気のシェイカーシーン、世界的ダンサーの菅原小春のダンス、女王蜂のアヴちゃんの熱唱など、それぞれのファンが歓喜するシーンが続々。

　次回は、マキシマム・ザ・ホルモンのナヲ、世界的注目を集める若手ダンサーのアオイヤマダの出演が告知されている。またまたファン悶絶のシーンが期待できそうだ。