ジャニーズの記者会見 新社名は「SMILE-UP.」藤島ジュリー氏「ジャニーズ事務所は廃業する」

 記者会見を開いた(左から)山田将之氏、井ノ原快彦、東山紀之、木目田裕氏(撮影・伊藤笙子)
 記者会見に登壇した井ノ原快彦(左)と東山紀之(撮影・伊藤笙子)
 会見で社名変更を表明した東山紀之(右から2人目)=撮影・伊藤笙子
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 創業者のジャニー喜多川氏の性加害問題を受け、ジャニーズ事務所が2日午後2時から、都内で記者会見を開いた。ジャニーズ事務所を解体。新社名は「SMILE-UP.(スマイルアップ)」と発表した。

 新会社の社長は東山紀之社長(57)が務め、副社長は元V6井ノ原快彦、藤島ジュリー景子前社長(57)が100%株式を保有する取締役となるという。性加害の被害者の補償を「最後まで行い、そして、廃業致します」と宣言した。タレントとは、新会社とするエージェント契約を結ぶ方針という。名称は公募するという。

 東山社長は、藤島氏の株式保有の理由については「法を超えた補償を行うには、第3者の資本を入れるとできなくなるから」と説明した。

 会見には東山と井ノ原、木目田裕弁護士、さらにCCOに就任した山田将之氏が出席した。藤島ジュリー景子前社長(57)は出席しなかった。

 会見の冒頭、東山社長が被害者に対して謝罪。井ノ原が被害者への誹謗中傷をやめるようお願いした。東山社長が「事務所は解体」と宣言。藤島氏が手紙で「ジャニーズ事務所は廃業する」と表明した。

 9月7日の会見では、「ジャニーズ事務所」という社名は維持すると報告したが、批判を浴びた。

 あわせて、同日の会見では、性加害の事実を認めた上で、ジャニー氏の姪、藤島ジュリー景子社長(57)の退任と少年隊の東山紀之の新社長就任が発表された。また藤島氏が100%保有する事務所の株式について、当面、藤島氏が持ち続けることも報告された。

 会見はNHKと民放4局が生中継するなど、高い注目を浴びた。

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