井ノ原に会見場から拍手「どうかどうか落ち着いて」重ねてお願い「子供に揉めてるのを見せたくない」記者「茶番だ」と怒号も
創業者のジャニー喜多川氏の性加害問題を受け、ジャニーズ事務所が2日、都内で記者会見を開いた。東山紀之社長と関連会社社長の元V6井ノ原快彦らが出席した。
質疑応答では東山社長の性加害への関与などについても質問が飛んだ。同席した弁護士が「そもそも気づいてないので故意が成立しない。100歩ゆずって止めなかったのが落ち度や過失だという議論があるにしても、それだけでは共犯とか幇助犯にはならない。この点だけ、勘違いないようにお願いします」と説明。ここで、記者からは声が多数あがり、司会者が「すみません。1社1問でお願いします」と制する場面があった。
それでも「関連で!」と呼びかける記者がおり、会場は騒然。ここで井ノ原が見るに見かね、「ちょっと落ち着いていきましょう。じっくりと行きましょう」と求めた。
その後も指名されなかった記者が「茶番だと思うんですけど」などと憤る場面もあった。井ノ原は「こういう会見の場は全国に生放送で伝わっておりまして、小さな子供たち、自分にも子供がいます。ジャニーズJr.の子たちもいますし、それこそ被害者のみなさんが『自分たちのことでこんなに揉めてるのか』というのはぼくは見せたくないので、できる限りルールを守りながら、ルールを守っていく大人たちの姿をこの会見では見せて行きたいって思ってますので、どうか、どうか落ち着いてお願いします」と懇願。会場からは拍手がわき起こった。
しかし、会見の終わりにも会場からは指名を受けていない女性記者が質問を続けていた。