日本テレビ・藤井貴彦アナウンサーが２日、同局系「ｎｅｗｓ　ｅｖｅｒｙ．」の放送中、岡田准一のジャニーズ事務所退所を伝えながら涙で声を詰まらせ、徳島えりかアナが急遽、代わりに文章を読み上げる場面があった。

　岡田はこの日、午後６時１０分すぎ、ジャニーズの企業サイトなどで１１月３０日をもってジャニーズを退所すると発表。退所理由については「今回の決断は、この度の故ジャニー喜多川性加害問題に起因しております」と説明された。

　「ｅｖｅｒｙ．」では、エンゼルスの大谷翔平選手のホームラン王獲得を祝福するファンの声を伝えていた午後６時１３分、藤井アナが、「今入ってきた情報です。ジャニーズ事務所の岡田准一さんがさきほど、事務所を退所することを発表しました」と伝え、岡田のメッセージ（抜粋）を読み上げた。

　「皆様にご報告がございます。この度、２０２３年１１月３０日をもちまして、ジャニーズ事務所を退所する運びとなりました。突然のご報告で驚かせてしまい大変申し訳ございません。皆様には、事務所のことで日々辛い思いをさせてしまっていることと思います。ご心配をおかけしており、本当に申し訳ございません。」と読んだところで、涙声なのか声を震わせた。

　そのまま続けて「今回のことでファンの皆様、そしてお世話になっている関係者の皆様、これからお仕事をご一緒させていただく皆様に…」と読みあげたあたりで咳払いし、徳島アナがスムーズにバトンタッチ。「ご迷惑やご心配をこれ以上おかけしたくない、そして、何よりモノづくりのクリエイティブだけに向き合うという自分の中心を崩したくない、という思いからの退所でございます。（とつづられています）」と藤井アナに代わり伝えた。