岡田准一 ジャニーズ退所へ「苦しみながらの決断」胸中明かす 今後は芸能事務所を設立
ジャニーズ事務所は2日、都内で東山紀之社長(57)らが出席して記者会見を開いた。創業者の故ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐり、現事務所を被害者補償が専門の会社として存続させ、17日付で社名を「SMILE-UP.」に変更すると発表。補償は11月1日から開始し、全て終了後に廃業する。今後、タレントのマネジメントと育成は新会社が行い、東山が社長、井ノ原快彦(47)が副社長に就任する。また、俳優の岡田准一(42)が11月30日付で退所することを公式サイトで発表した。
岡田は11月30日をもって退所すると事務所の公式サイトで発表した。今後は芸能事務所を設立し、活動する。
岡田は「今回のことでファンの皆様、お世話になっている関係者の皆様、これからお仕事をご一緒させていただく皆様に、ご迷惑やご心配をこれ以上おかけしたくない、そして、何よりモノづくりのクリエイティブだけに向き合うという自分の中心を崩したくない、という思いから」と退所理由を説明し、「苦しみながらの決断」と胸中を打ち明けた。
事務所は退所が「故ジャニー喜多川性加害問題に起因しておりますので、本来、所属タレントを守らなければいけない弊社が、会社の問題により所属タレントである岡田に苦しい思いと苦渋の決断をさせてしまったこと」に岡田、ファン、ステークホルダーに「大きな社会的責任を感じております」と、異例の説明を行った。
また、TOKIOの城島茂(52)が9月30日付で関連会社「株式会社TOKIO」の代表取締役社長に就任したと発表。これまでは取締役社長だった。