メリー氏に「5時間監禁され罵詈雑言、恫喝」浴びた中村竜太郎氏 娘ジュリー氏の「気が狂ったように」に「やはり」
元週刊文春の記者でジャーナリストの中村竜太郎氏が3日、MBS「よんチャンTV」にリモート出演。ジャニーズ事務所の故・藤島メリー泰子元名誉会長の人柄について語った。
新社長の東山紀之らが出席した2日の会見では、藤島ジュリー景子前社長からの手紙を井ノ原快彦が代読。そこには「母、メリーは私が従順な時はとても優しいのですが、私が少しでも彼女と違う意見を言うと気が狂ったように怒り、叩き潰すようなことを平気でする人でした」「20代の時から私は時々過呼吸になり、倒れてしまうようになりました。当時、病名はなかったのですが、今では『パニック障害』と診断されております」などと書かれていた。
中村氏は1999年にジャニー喜多川氏による性加害問題を文春で取材し、その後も記事に携わった。2010年、執筆した記事について、メリー氏からクレームを言いたい、と事務所に呼び出されたという。
実際に会ったメリー氏について「まぁ強烈なキャラクター、自分の言ってることは絶対正しい、という方だった。私は『帰りたい』とずっと言ったが、結局5時間以上そこで監禁されて、その間ずっと罵詈雑言とか恫喝とか脅迫めいたことを言われて」と説明。「それでメンタル的に不調をきたしてしまう人も多かったと思います」と自らの体験をもとに推察した。
ジュリー氏が手紙の中で母親を「気が狂ったように怒る」と表現したことについても「メリーさんに会ったことがない人だと、何言ってるんだろう?という感じだと思うんですが、私はその体験がありますから、“気が狂ったように”というあの表現というのは、やっぱりそうだな、実の娘にもそうだったのか、と、私の中で得心しましたね」としみじみ話した。