大沢たかお 新宿での舞台あいさつに感慨「自分の家に帰ってきた感じ」反響には「驚き」

 大ヒット御礼舞台あいさつに出席した大沢たかお(左)と吉野耕平監督=東京都内
 あいさつする大沢たかお=東京都内
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 俳優・大沢たかお(55)が3日、都内で行われた主演映画「沈黙の艦隊」の大ヒット御礼舞台あいさつに出席した。

 かわぐちかいじ氏による漫画が原作。日本初の原子力潜水艦が反乱を起こし、独立国家を宣言する物語の実写化で大沢は反乱した「シーバット(やまと)」艦長の海江田四郎を演じる。

 この日の会場は「たくさんの映画を見せてもらった」という新宿で「自分の家に帰ってきた感じ。昔は客席で見ていたのに今はステージにいるのが不思議な感じで、幸せな感じでもいます」と感慨深げ。司会者から新宿でスカウトされた事実を確認されると「どうでもよくないですか?」と苦笑いしつつ「確かに新宿なんですけどね」と打ち明けた。

 公開から4日。反響の大きさに「いい意味で驚いています」と話した大沢。観客から撮影の楽しかったエピソードを問われると、自身の演じるキャラクターから「あんまり楽しくなかった。ああいう人物ですし」とし「緊張感を維持できた珍しい現場だった。笑っているというよりも、ピリっている感じだったことを覚えています」と振り返っていた。

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