玉川徹氏、吉村知事は「無責任」と断罪 大阪・関西万博「維新の政治的なものはある」

 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が4日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演し、大阪万博について「維新の政治的なものがある」と指摘した。

 番組では、2025年大阪・関西万博の建設費が当初の1・8倍、2300億円に膨れ上がるなどしており、工事に遅れも出ているという話題を特集。万博協会内でのコミュニケーションが不足しているという点を指摘した。協会内が縦割りとなっているため、意思の統一がなされていない面があることに、吉村洋文大阪府知事が8月にテレビ番組で「去年(2022年)の秋に日本建設業連合会の皆さんが万博協会に懸念を指摘した時、ぼくは(協会の)副会長だが聞いていない。あそこでぼくも含めて重要な関係者が全員認識をしていれば今とは違った状況になっていた可能性があると思う。(耳に入ったのは)今年(23年)の5月ですね」と語ったと伝えた。

 玉川氏は「本当に5月まで(状況を)聞いてなかったとしたら、無責任なんじゃないか」とバッサリ。今年4月に大阪府知事選が行われたことも指摘した上で「こういう風なことを、さも当然のように言われるのはどうかと思う」と不満げ。さらに「今回のIRについても万博にしても、維新の政治的なものはあるわけですよね。その実現ていう風なことが」と断言。今後の動向に注目しているとした。

 「維新の政治的なもの」の具体的内容などについては触れなかった。

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