鬼越のケンカ芸を作ったのは先輩芸人だった!実名で告白!MC番組で採用「恩人です」

 お笑いコンビ・鬼越トマホークが3日、テレビ朝日系「証言者バラエティ アンタウォッチマン!」に出演し、ケンカ芸に創設者がいることを明かした。

 鬼越はNSC時代に実力を高く評価されていたものの、怖い見た目もありデビューからしばらくはくすぶっていた。解散を経て再結成。2人がケンカをしているところを第三者が仲裁し、坂井良多が「うるせぇな」と仲裁者の悪口を言ったところで、金ちゃんが「すいません。本当は思ってないと思うんですけど」と謝罪するテイでもっと悪口を言うというシステムで大ブレークを果たした。

 番組ではこのケンカシステムについて「2人で考えたものではない」と説明。証言者としてVTR出演した先輩コンビ・インポッシブルのひるちゃんが、本当にケンカしていた鬼越の仲裁に入り、坂井から「うるせぇな!おまえらは昆虫とでも戦っていればいいんだよ!」と言われたと明かした。インポッシブルの巨大昆虫と戦うネタに偶然、坂井が毒づいた形。その場ではウケたわけではなかったが、坂井の発言が芸人の間で広まった。

 うわさを聞いた千原ジュニアが「ケンカの勢いで止めに来た先輩に暴言吐くっていうシステムは面白い」と目を付け、番組での企画化を提案した。ジュニアがMCを務めていたテレビ東京「ざっくりハイタッチ」でケンカ芸が採用された。坂井は「千原ジュニアの作品なんで、ホント恩人っすね」と振り返った。「ざっくり-」のケンカ芸では、先輩コンビ・COWCOWの多田健二をブチ切れさせた名場面も誕生した。

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