ジャニーズ事務所は５日、公式企業サイトで、「弊社所属タレントに関する一部週刊誌記事について」と題し文書を掲載した。創業者・ジャニー喜多川氏による性加害問題を巡り、同事務所の社名変更が決まったが、この日発売の週刊文春は俳優・木村拓哉（５０）が「“なんで変えるんだ！”と抵抗して納得していない」などと報道。「そこで書かれている内容は全て事実無根です」と否定した。

　性加害問題で揺れる中での木村の様子にも言及。後輩の相談に積極的に応じ「被害を受けた方々の心情に配慮して率先して社名変更を弊社に促す等、常に、被害を受けた方々や不安なタレント・アーティスト達の心に寄り添っておりました」などと反論した。

　また「今後の弊社の抜本的な改革を期して、新たに設立する会社とのエージェント契約も準備が出来次第締結する予定でいた中でこのような記事が出たことを、弊社としても大変心苦しく感じております」ともつづった。