堂本光一 性加害問題に言及 引退は否定、KinKi改名も ジャニー氏作品は「十字架にして」
KinKi Kids・堂本光一(44)が8日、東京・帝国劇場で主演ミュージカル「チャーリーとチョコレート工場」(9日から同劇場)の開幕を前に会見に応じ、ジャニーズ事務所の創業者・故ジャニー喜多川氏による性加害問題について言及した。
「自分の知っている彼と違ったりする部分もあったりはする。自分の中でも認めなきゃいけないと思う」と述べた。
コラム連載を持つ雑誌で「引退も覚悟した」との内容があったことを聞かれると、「全文を読んでいただけたら、決して後ろ向きではないことはお分かりいただける。ことによってはそういった思いも持ちながら活動しないと、何か自分にできる責任は果たせないと思った。そういった十字架を背負いやっていかないといけない」と語った。
ジャニー氏から受け継いだエンタメや作品については、「今までは彼に迷惑をかけてはいけない、恥ずかしい作品を作ってはいけないと思ってやってきたが、それを捨てて、そう刻んできたことに『×(バツ)』を付け、十字架にして」と述べた。
堂本剛との「KinKi Kids」については、「KinKi Kidsも変えてもいいんじゃないかと」とグループ名変更にも言及。ただ「音楽活動では一番(年齢的に)上のグループなので」と剛と慎重に考えていることも明かした。