吉本新喜劇・間寛平ＧＭ（７４）発案の「吉本新喜劇座員総選挙」で選ばれたトップ２５人とじゃんけん選抜５人が出演する特別な新喜劇など上演した「吉本新喜劇まつり２０２３」が８日、大阪・なんばグランド花月で開催。新喜劇では総選挙１位のアキ（５４）を中心に、２位の千葉公平（４７）、３位のすっちー（５１）、６位の辻本茂雄（５９）、７位の酒井藍（３７）、８位の吉田裕（４４）、１２位の寛平ＧＭらスター座員が登場しドタバタ劇を繰り広げた。

　終演後、アキは「まつりということで演者もお客さんも最初から最後まで盛り上がった。本当にありがとうございます」と盛況に感謝。すっちーは「みんながこんなに集まることがないので、結構ぐちゃぐちゃ。それが楽しかった」と人気座員同士の化学反応を楽しんでいた。

　２０年に東京から大阪の新喜劇へ活動拠点を移した千葉は「本当に大阪に来てよかったと思います」と感慨深げに話した。アキ、すっちー、酒井、吉田と、普段は舞台共演する機会が少ない４座長が集結したことには「４人が一堂に会してアドリブのやりとりがあるのがすてきだと思いました」とコメント。総選挙で好成績だっただけに寛平ＧＭから「（自分が）５人目に入るって思ったやろ」と誘導されると、「思ってない、一言も言ってない」とタジタジになっていた。

　舞台に選抜された３０人以外の座員も受付や売店、入り口前に立つ「用心棒」などの役割を担いファンを喜ばせた。