「ミヤネ屋」解説委員、NGリスト「ジャニーズの了解」と分析 破棄求めなかった態度に疑問

 読売テレビ特別解説委員の高岡達之氏が9日の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演し、今月2日のジャニーズ事務所の記者会見で「指名NGリスト」が存在していたことについて、ジャニーズ側の責任に言及した。

 司会のフリーアナウンサー・宮根誠司が「あらためて記者会見の難しさ」についてコメントを求めた。高岡氏は、NGリストの存在について「途中でジャニーズ側が、だれ一人『やめてくれ』と言わなかったでしょうか。だれ一人『そんなリストは破いてくれ、ここで』と言わなかったんでしょうか」と疑問を投げかけた。

 ジャニーズ事務所とコンサルタント会社が記者会見について打ち合わせをする中でリストの存在が浮上。しかしジャニーズ側は「こういうものを使わない、頼らない、作らない」という意思を明確に示さなかったと推測した。実際にリストが存在し、会見当日には司会の松本和也氏の手元にあったことを重視。「(コンサルタント会社は)『絶対やめてくれ、目の前で破いてくれ』という発言はなかったと解釈して進めている。ということは、結果的にはジャニーズ事務所が了解したと受け取られても仕方がないことになるわけですよね」とコメントした。強く反対しなかったことが「GOサイン」になったとした。

 宮根は「会見が荒れないよう手だてを考えて」というジャニーズ事務所幹部のものとされるコメントを紹介。高岡氏は「個人的には長々と演説をする人は好みませんが、しかし、会場で注意ができるはずです。『質問と聞きましたけど、4分超えてます、先ほどからおっしゃってる内容は第二のセクハラに当たりますよ』。その場でどうして注意することをやめたんですか?」と会見の進行にも不満を示した。

 宮根は「井ノ原さんは『これ、どういう意味ですか?絶対当てないとダメですよ』っていう風におっしゃったんですが」とフォロー。突然、社長や副社長になり、記者会見するとなれば、コンサルタント会社の申し出に「『そんなものなのかな』って。経験がないから。ぼくもひょっとしたら流されるのかな。悪気なくね」と強くは否定できないであろうという考えを示した。

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