イエモン・吉井和哉、早期の喉頭がんだった 年末の武道館ライブは「十分な歌唱の準備を整えられない」と見送りに

 ロックバンド・THE YELLOW MONKEYの公式HPは11日、ボーカルの吉井和哉が昨年11月に早期の喉頭がんとの診断を受けたこと、今年の12月28日の日本武道館公演について「十分な歌唱の準備を整えることができない為開催を見送りとさせていただきます」と発表した。

 公式HPには吉井のこれまでの経緯が詳細につづられており、喉に異変を感じたのは21年12月の武道館での吉井のソロ公演後だったという。年明けの22年1月に医師の診察を受けたところ「炎症によるポリープと診断されました」。

 その後2月にポリープ切除の手術を受け、リハビリに励むも、喉の調子が良くならず、「発声専門の医師の方にしばらく診ていただいている最中に再度ポリープらしき腫瘍が発見されました。そして再び切除の手術を行なったのが9月でした」と再度の手術を受けたという。

 その後も再び腫瘍らしきものが見つかり「通常の声帯ポリープでは無いのではないかという疑いも生まれる中、10月に3度目となる切除手術を行い、大学病院へ検査を依頼することになりました。11月に出た大学病院での検査結果は早期の喉頭癌でした」と記されている。

 この段階では「治療をすれば3ヶ月ほどで完治するということに何の疑いもなかったので皆様に病名はお伝えしませんでした」とし、今年の1月には「順調に終了し根治しました」という。

 7月には新曲のレコーディングも行ったといい「その日のレコーディング直後は声がガラガラになってしまいました。それでも後日、何回かテイクを重ねて1曲完成しました」と報告。その後も歌唱の機会はあったものの、満足いく状態ではなく「その後の診断や経過をみて、各所とも協議のうえ、今年の武道館で完全復帰を叶えるには少し準備が足りないと判断をしました」と決断したという。

 「最後に、ここに至るまで数々の病院にお世話になりました。都度の判断に後悔や誤判断と思うようなことは一切ございません」とも記し、完全復活に向けて頑張っていくことを誓っている。

 吉井の妻はタレントの眞鍋かをりで、真鍋は15年6月にブログで吉井との結婚と妊娠を発表。その年の11月に1児を出産したことを報告している。

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