藤井聡太竜王が歴史的な大逆転 1手でAI評価値20%→90%に 史上初の八冠独占 ショックの永瀬王座 悪手の瞬間に頭かきむしる
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将棋の第71期王座戦五番勝負第4局は11日、京都市・ウェスティン都ホテル京都で行われ、藤井聡太七冠(21=竜王、名人、王位、叡王、棋王、王将、棋聖)が永瀬拓矢王座(31)に勝ち、通算成績は3勝1敗でタイトルを奪取。史上初の八冠を独占した。
序盤から駒がぶつかり合う激しい対局となり、藤井七冠は中盤から劣勢に。AIの評価値は一時、80%以上、永瀬王座の勝ちとしていたが、最終盤に永瀬王座が打った1手でイッキに藤井七冠の90%以上勝ち予想に振れ、そのまま押し切った。
まさかの悪手を打った永瀬王座は、その瞬間から頭をかきむしり、天を仰ぐなど、落ち着きを失い、自らのミスに気付いた様子だった。