お笑いコンビ・東京ダイナマイトのハチミツ二郎が１０日深夜放送のテレビ朝日系「証言者バラエティ　アンタウォッチマン」に出演し、シングルファーザー生活を語った。

　ハチミツは、過去に急性心不全や新型コロナウイルスの罹患、腎移植手術を受けるなどしていたが、今年８月にも左大腿会陰部筋肉内膿痬及び敗血症性ショックで入院していた。この日は「頑張れ！ハチミツ二郎ＳＰ」と題して、ハチミツがスタジオに登場。「死ぬ確率６０％だった」などと明かした。

　２０１８年にハチミツが舞台で倒れた時には、サンドウィッチマン・伊達みきおが「お互い、もう少し生きましょう！娘が二十歳になるまでは。」とメッセージを送ったことがあった。２０２０年にコロナに罹患（りかん）したハチミツは基礎疾患があったため、８日間昏睡状態だった。伊達は「正直（死を）覚悟しましたね」と当時を振り返った。

　スタジオではなく、あえてＶＴＲ出演した相方・松田大輔は「仕事より家族を大切にしてほしい。『仕事を休んじゃうと、お互い収入が』とか、マジで考えなくていい。家族優先、体のこと優先で考えてくれって」と真剣にコメント。さらに「娘さん、シングルファーザーでめちゃくちゃ大変だと思う。だからそっち優先で考えてもらいたい」と語った。

　ハチミツは娘が１０歳だと説明。娘からの手紙を伊達が代読した。「お父さんへ　いつもしんどくても頑張ってくれてありがとう　そしていつも迷惑かけてごめんなさい　できるだけお手伝いします　たまに悪いこともするけど　それは慣れてね」という手紙にハチミツも照れ笑いしていた。

　ハチミツは２０１０年に元メロン記念日の斎藤瞳と結婚したが１１年に離婚。１２年に再婚したが、２１年に離婚したことを公表していた。ｎｏｔｅでは「シングルファーザー日記」も公開しており、元妻は近所に住んでおり、子育てに協力していることも明かしている。今年７月のインスタグラムでは「初めて娘が完全にひとりで作った料理」であるハムエッグの画像を掲載。「今まで食べてきた朝ごはんで１番美味しかった。」と親心をにじませていた。